【暮らしのシステム化】洗った食器をラクに片づける方法(家事編)

我が家は、食事で使った食器や調理器具を、夜は食洗機、朝と昼は手洗いで洗っています。

新居を建てる際、一番譲れなかったものが『ミーレの食洗機』。

そのおかげで、作業が時短になり家事効率がアップしています。

ミーレの食洗機についてはこちら

しかし、食洗機で洗ったはいいが、そのあと、食器類を所定の位置にある食器棚にしまうのは、意外と手間。そこで、食器類の片づけがラクになる【暮らしのシステム化】を実践しています。

「洗ったもの」と「しまう場所」の位置関係をみる

ポイントとなるのが、「洗った食器が置いてある位置」と、「その食器をしまう位置」です。 

こちらは食洗機の扉をオープンして、中身を引き出したところ。

これらの食器や調理器具をしまう位置はここ。

左側の引き出し上段には、コップやスプーン、フォーク、豆皿を。

左側の引き出し下段には、大きいお皿や大きいスプーンやフォークを。

取り出しやすいように、立てて収納しています。

鍋は頻繁に出し入れするので、引き出しにしまわず、オープン棚に置くだけの収納。

キッチンの壁に吊り下げているフックには、普段から頻繁に使うコップや計量スプーンを。

その上にある棚には、茶碗やお椀、小鉢、丼などを。

「食器をしまう場所」は、食洗機からなるべく『近い』ところへ。

食洗機を中心に、あちこち動かなくても、手の届く範囲におさめる。

すると、歩く動作が減り、時短になります。

もし、食洗機ではなく、手洗いをしている場合にも、同様の考え方で当てはめていきます。「洗った食器を置いておく場所」から「食器をしまう場所」の距離を『近く』するということ。

各ご家庭でメインでの食器の洗い方が、手洗いなのか、食洗機なのか、によっても食器を片づける場所が変わります。

よく使う食器は、取り出しやすい『特等席』へ

「食器をしまう場所を近くする」ことができたら、次は、こまかく分類していきます。

よく使う食器、例えば、毎日使う茶碗は取り出しやすい下段へ。お椀は軽いので、上段。など、日々の食器を使う頻度や、しまいやすさを考えて、配置します。

そして、収納のしかた。

収納する引き出しが深い場合は、お皿を立てて収納。

フォークやスプーンも立てておくことで、取り出しやすく中身も見やすくなります。

また、棚にしまう場合は、同じ種類の食器を縦に並べると、奥の食器も取り出しやすくなります。

手洗いのときは、シンク上の『食器の水切り 兼 収納』が活躍

朝や昼の食器は、ほぼ手洗いをしています。

手洗いで洗った食器をどこで乾かすか。シンク横の水切りかごに入れる方法がよくありますが、洗った食器が溜まり、シンク周りがゴチャゴチャになりがち。できるなら、洗った食器を見えるところに置きたくない。

そこで、シンク上の棚に「水切りパイプ棚」を設置。

白い食器が洗い終わって置いてあります。

ザルやボールも、洗った後水切りパイプの上で乾かし、そのまま置いて収納場所にしています。

シンク上のパイプ棚に、洗った食器を置いていきます。

扉を閉めれば、食器は見えません。

乾かしてそのまま置いておいても、目につかないので片づけのプレッシャーが減ります。

洗った食器をしまう作業は、なかなか手間。

洗って乾かしている場所で収納もできたら一石二鳥です。

扉を閉めると、乾かし中の食器も見えません。

収納する前に前提となること

前提となるのは、必要な食器だけを厳選するということ。

食器類は形や柄、素材などさまざま。素敵なお気に入りのお皿を集めたくなりがち。

素敵なお皿を買ってきたはいいが、置く場所がなく、とりあえず空いている所へ積み上げていくと、「食器のラクな片づけ」からは程遠くなってしまいます。

キッチン周りの限られた収納スペースに、自分が管理できるだけの量を持つことが『ラクな片付けのシステム化』につながります。

もし、お気に入りの素敵なお皿を特別なときなどに使いたい場合は、普段使いの食器収納とは別の、『特別なとき用の収納スペース』へ振り分けます。

我が家の場合も、来客やお祝いのときに使うカップやグラスは、普段使いの場所とは違う離れたところに『特別なときのため』のスペースに置いています。

家族が多いほどその分食器も増える。毎日使う食器だから、より効率的に、よりミニマムにできるよう、試行錯誤しながら片づけの方法を見てけていきたいですね。

【暮らしのシステム化】家事編はこちらから