夏休み。
といいつつ、夏休みの出だしから、四男が数日間の入院をすることになりました。
四男はまだ2歳。
入院時は親が付き添わなければなりません。
入院期間は5日間。
こんな時、みなさんはどうされていますか?
困ることは、残った兄弟たちのお世話や家事をどうするか。
祖父母の家に預けたり、
夫の仕事を調整して夫が子どもたちの面倒をみたり、
一時預かりを利用したり、
ママ友に手伝ってもらったり、
色々な方法がある中で、我が家の子どもたちは、変わらず生活することができました。
新型コロナの影響で、入院中の面会はできません。
なので、この5日間、母親の私は病院からほとんど出られず、
ほぼ病棟の中での生活でした。
この付き添い入院は、ママ自身もかなり疲れが溜まります。
泊まり込みなので子どもと一緒のベッドに寝るのですが、病院のベッドなのでホテルのような寝心地はありません。また、夜間は数時間おきに看護師さんが巡回に来るため熟睡もできず。
個室ではなく相部屋だったため、お隣のご家族に音や泣き声、話し声などにも配慮しなくてはなりません。
日中は、子どものお世話はもちろん、遊び相手になったり、点滴をつけながらトイレに移動したり、たびたび訪れる看護師さんともやり取りをしたり。
子どもがお昼寝をした束の間の時間も、自分の食事を院内のコンビニへ買いに行く。
たったの5日間でしたが、気を休めることができない日々でした。
そんな中、付き添っている間も、他のきょうだいは大丈夫だろうか、家の中のことはできているだろうか、など気掛かりなことは多いはず。
こんな時こそ、「同居」の強みを見せるときです。
緊急時こそ、周りの家族のサポートはとても助かります。
特に大人の人数が多いほど役割分担がしやすい。
例えば、祖母は食事や洗濯などの家事担当。
夫はお風呂や寝かしつけ担当。
祖父は、日中の遊び相手担当。
などなど。
これを夫ひとりがするとなると、仕事を完全に休まなくてはなりません。
たった5日間ですが、残った幼い兄弟たち3人のお世話は大変です。
そして何より、子どもたちの環境を変えずに生活できる点は大きい。
ただでさえ普段はママがいて当たり前だったのが、いないという状況。
夫の仕事もできるだけ休まず、
祖父母の家でもなく、一時預かり保育も利用せず、
変わらず自分のおうちで過ごせることで、
子どもたちのストレスも緩和できたはず。
同居生活をしているので、家の中の勝手も、義母はほとんど分かっています。
掃除や洗濯の仕方、キッチンの使い方など、
例えば、子どもの着替えはここに置いてある、とか、
石鹸の詰め替えはここにある、とかも、
家の必要な”モノ”がどこに何があるかすでに知っているだけで、
物事はスムーズに進んでいきます。
その結果、5日間の入院中、私は家の中での困りごとを夫から聞くこともなく、
「こっちは大丈夫だから」と、その一言で済み、安心できました。
同居の強みを最大限活かす
結局、この5日間は、家事にも関与せずノータッチで、入院している息子にどっぷりと付き添うことができました。
子どもの頃によくある、熱が出た時の早退、病院受診など、
『緊急時の対応』では、『同居』は強みであり、評価するべきところの一つですね。