同居の食事。
一緒に食べるか、別々で食べるか、
私自身はどちらも経験あり。
各家庭の食事事情は、さまざま。
一概にこっちがいい!というのもないし、同居だから一緒に食べなくちゃいけない、というわけでもない。
ともあれ同居となれば、生活全般に関わる「衣食住」のうちの「食」のバランスが崩れることは避けたいところ。
なので、食事をどうするか、は同居生活においてかなり重要事項なのです。
さらには、お弁当の日、とか、夫だけ別、とか、その日の作る時間や食べる時間によって、共同で使っているキッチンやダイニングも工夫しなければならない。
「別々だから気が引ける」とか「一緒に食卓を囲むべき」という固定観念に縛られないで、親世帯、子世帯の事情もあるため、それぞれの生活スタイルで「一緒」か「別々」かを決めていいのでは。
我が家の食事スタイル(平日)
朝は、夫は通勤時間が早いため夫だけ一人で朝ごはん。
他の、義父母、私(嫁)、子ども4人の7人は一緒に朝ごはん。
昼は、別々です。
私と四男が先に昼ごはん。
食べ終わってから義父母が続けて昼ごはん。
夜は、朝の逆。
義父母、私、子ども4人の7人で一緒に夕ごはん。
夫は、帰宅後夜ごはん。
という感じ。
昼以外は一緒です。
「同居の食事メニュー」については、こちらから
以前は、「朝・昼・晩」の食事を一緒に食べていた
でも、実は、4人目出産前は、朝・昼・夜と全部一緒でした。
義実家での【仮同居】のときも、
新居での週2日の【通い同居】のときも、
4人目出産前の【半同居】のときも、
出産後の【完全同居】のときも、
三食すべて義両親と一緒に食事をしていました。
同居スタイルの変化はこちらから
当時は、義実家での「仮同居」中に一緒に食事をしていたので、「食事が一緒」であることは自然の流れでした。
仮同居の事情はこちらから
昼だけ「別々に」食事をとることを提案
現在、なぜ昼は別々かというと、、
4人目出産後の半同居スタイルにしようと提案したときに、
昼ごはんは別々、という提案も試みました。
当時は、まだ生後間もない赤ちゃんと2歳の子どもの食事とその世話で手一杯だったのと、予定があるとお昼の時間がズレてしまったり、作る内容も子ども向きになってしまったり。
お昼ごはんは別々の方が、気が楽。
少し食べる時間を早くして、お昼ごはんならすぐに食べ終わるし、片づけも3人分だけ。
あとから食べる義両親に少し時間を待ってもらえばバトンタッチできます。
小さな子どもがいるので、食べる時間が思うようにいかず、遅くなったりすると焦ってしまう時もありますが。
昼ごはんを別々することに関しては、義両親も賛成でした。
義母が義父の分も作っていますが、義母が仕事でいないときは、義父だけでお昼を簡単に調理して食べています。
提案したのは誰?
ちなみに、昼ごはんを別々にしたいという提案は、夫から義父へ伝えてくれました。冷静に判断しきちんと話し合えることが、提案する上で重要なポイント。
感情的な私は、陰からその結果を待つのみ。
『同居』は「嫁と義親」の関係性よりも「夫婦」の関係性の方を大切にしたい。だから、『同居』で出てきた課題は、「夫婦の問題」として捉えて、まずは夫としっかり話し合っています。
まぁ、昼ごはんのことなので、その時間帯に、夫は仕事で不在なのですが。
一気に片づけたいなら「一緒に食べる」は効率がいい!
一方、朝と夜は一緒に食べる。
これは、そのままの方がありがたい。
朝は幼稚園や学校の準備だとか、支度で忙しい。
夜は夜で子どもたちのお風呂、歯磨きなど忙しい。
忙しいとキッチンを綺麗に片づける時間もない。もし次に義両親がキッチンを使うなら早く食べさせなきゃと慌ただしくなってしまう。
7歳、5歳、4歳、2歳と子どもが多いので、小さい子どもの食事の補助をしてもらいつつ、一緒に食べて、片づけも一気に終わらせる。
その方が、効率がいい。
食事の変化で、暮らしも変える
現在は朝と夜、一緒に食べているけれど、子どもが成長するにつれて食事時間も変わってくるでしょう。
その時、また、食事スタイルが変わってくるはず。
食事は人それぞれ慣習も違うし、好みも違う。しかも、年齢に伴って好みや量、形状も変わっていきます。
一緒に住んでいるんだから一緒に食べる方がいい、とか、
ずっと一緒だったからこのままも一緒で、とか、
そういう固定概念や思い込みは置いておいて、
その時の事情によって、暮らし方を変えてみる。
すると、「同居」の凝り固まった考えが少しずつほぐれていきます。
食事スタイルはいつでも変えられます。すぐに変えられないのは、考え方。
大事な食事が同居によってストレスになり、我慢しすぎているのなら、思い切って「変える」ことも選択肢に入れておく。
親の考え方は変えづらい。でも、まず行動してみる。
すると、「案外、変えて良かった」と考え方もいずれ変わってくることもある。
同居の暮らしを少しでもポジティブに。