同居しているけれど、舅姑と毎日顔を合わせない。
そんな暮らし方をしています。
我が家は、「完全同居型二世帯住宅」での「半同居」なのです。
「半同居」ってどういうこと?
文字通り、半分だけ同居している状態です。
1週間のうちの半分、つまり、3泊4日だけ義親との完全な同居生活。
残りの半分は、別居で私たち子世帯のみという生活スタイル。
具体的にいうと、
義両親は、義実家から私たち子世帯との新居に、車で訪れます。
同居するのは、火曜日の昼過ぎから金曜日の夕方までの平日のみ。
金曜日に、子どもたちが幼稚園や小学校から帰宅すると、義両親も義実家へ帰宅します。
土日は、私たち子世帯のみなので、ずいぶんと気が楽。
そして、火曜日の昼過ぎになると、義両親が再び新居へと訪れます。
状況によって変化していった「同居」スタイル
実は、4人目を出産した時、生後3か月までは、完全な同居生活でした。
出産直後の体の痛みや悪露、3時間おきの授乳などの大変な時期に
義両親が食事や子どもたちの送迎など、身の回りのことを手伝ってくれ、
とても助かりました。
「同居」のメリットを十分に活用した生活でした。
完全同居から半同居へ、同居スタイルの変化
それから、だんだんと私自身の体が動けるようになり、
土日のみ(厳密には金曜日の夕方から日曜日の夕方まで)義両親は実家へ帰るという平日の5泊6日の同居生活を経て、
現在の火曜日からの3泊4日の「半同居」へと、移行していきました。
同居嫁の立場である私自身、この「半同居」がお互いの距離感がちょうどいいと感じています。
「完全同居型」の二世帯住宅に住んでいます
完全同居型の二世帯住宅とは、個室を除いて、玄関や水まわり、リビング、ダイニング、キッチンといったほぼすべてのスペースを共同で使用する間取りです。
一般的な二世帯住宅は、親世帯と居住スペースを分けたりしますが、
我が家は、玄関、キッチン、ダイニング、お風呂、洗面所、トイレは、共有スペースとして一緒に使っています。
ただ、1つだけ分けた間取りがあります。
それは「リビング」。
というのも、「和室」を「義両親のリビング」として活用しています。
普段は和室としてあまり使われていない部屋ですが、
義両親が暮らすときはリビングにし、くつろぐ場所へと変えています。
和室の隣には義両親の寝室を配置し、
アクリルの仕切りでつながりのある部屋にしています。
なので、普段のリビングは私や夫、子どもたちが主に使っており、
気兼ねなくくつろぐスペースを分けて確保しています。
「半同居」で、いいとこ取り
同居していると、舅や姑と、「顔を見るのも嫌」とか「顔を合わせたくない」とか、
ネガティブな感情になる人もいます。
「半同居」は、子育てを手伝ってもらう、留守番をしてもらうなど、いいところを存分に生かし、
土日は、同居のストレスから解放する。
「近居」や「敷地内同居」では得られない、完全同居のメリットもあり、
核家族のような暮らし方もチョイスできます。
【半同居】生活も、今後、暮らしの変化により、また変わるかもしれませんが、
しばらくは、この半同居生活を有意義に過ごしたいと思います。