家族が毎日使うダイニングテーブル。
だからこそ、ダイニングテーブル選びにはこだわりました。
家族が集う「ダイニングテーブル」
家族みんなが毎日顔を合わせる食事時間。
できるだけ楽しく、かつ、家族の人数の変化にも対応したテーブルがいいなと思い、
一本脚の丸テーブルを選びました。
重厚感のある無垢のテーブル。
家の中の部屋で家族が集まるのは、「食事時間」。
同居していると、義父母は気を遣って自分の部屋にいることが多く、案外、話す機会が少ない。
わざわざ部屋をノックして話す内容でないときは、一緒に食事するときに伝えるようにしています。
また、4人の息子たちの思春期を考えると、せめて食事時間だけは、ゆっくりとした気持ちで向かい合いたい。(リビングでくつろがなくとも、食事だけは必ずダイニングを使うはず。)
だから、ダイニングを重視したテーブルを選びました。
丸テーブルのメリット
①人数に合わせた使い方ができる
丸テーブルはラウンドテーブルともいいます。
ラウンドと言われるように、角がなく円周を詰めて座ることができます。
だから、座る位置や人数を調整しやすい。
人数が5人、6人、7人…と増えていっても、
椅子の位置を変えて詰めれば、結構な人数が座れるようになります。
よくある長方形のダイニングテーブルは、
角があるため座る人数と場所が限られてしまいます。
はじめから家族構成が決まっているのであればいいのですが、
我が家のように二世帯で大家族となると、どんな人数でも使えるテーブルがいい。
そのため、テーブルの天板を広く伸ばすことのできる拡張式(伸長式)を選びました。
天板の裏のパッチン錠をはずし、天板を広げると、
天板をはめるスペースが出てきます。
1枚真ん中に板をはめると、
さらにもう1枚天板をはめると、
2段階に伸長できるようにしたのは、将来、4人の息子たちがお嫁さんを連れてきたり、
親戚一同がダイニングで集まれるように、と願いを込めて。
②家族の顔が見える
丸テーブルは、座った時に横並びにならないので、どこに座っても、お互いの「顔が見やすい」のが魅力です。
ダイニングでただ「食べる」だけではもったいない。
せっかくダイニングに家族が集まるのなら、「顔を見て」話ができる方が楽しい。
食事をするときも、自然と視線が交わるので会話もはずみます。
「サザエさん」や「ちびまる子ちゃん」のアニメでも座卓の丸テーブルが使われています。
家族みんなが集まって食卓を囲う、それだけで心が豊かになりそうですね。
③動線を妨げない
生活の動線を広く使い、お部屋全体にゆとりを感じさせてくれます。
丸いので周遊でき、動線がぶつかりにくい。
そのためダイニングとキッチンが行き来しやすい。これ、重要です。
お茶を取りに行きたい、醤油をつけたい、ふりかけをかけたい、など、キッチンとダイニングは往復することが想定されます。
なるべくキッチンとダイニングは近くへ。
キッチンも対面式ではなく、壁づけにしたことによりオープンになり、子どものお手伝いもしやすいと感じています。
『伊礼智の「小さな家」70のレシピ』にも丸テーブルが使われており、この本の影響で丸テーブルの魅力を知りました。
④圧迫感がなく、あたたかな空間に
丸テーブルは、空間のアクセントとなり、角がないことで圧迫感をなくし、お部屋を柔らかい印象にしてくれます。
我が家は、玄関を開けるとすぐにダイニングが見えるので、丸テーブルがあるだけでインパクトを与えます。
また、一人で丸いテーブルに座っていると、どこかカフェにいるような感覚に。
大勢の人が円形に集まると、チームのような感覚に。
「丸」や「円」というカタチは、「一丸」「円陣」という熟語にあるように、個々をまとめる役割があります。
”ドウキョ”している人たちが、帰属でき、所属感のある場所が「家」であり、その中心が我が家のダイニングだと思っています。
丸テーブルのデメリット
家具屋さんやインテリアショップ、ホームセンターなどで見かけるダイニングテーブルはほぼ長方形のかたち。
だから、丸テーブルを探すのに結構苦労しました。
それに加え、大家族になってもいいように拡張式テーブルとなると、より出回っている数が少ない。
我が家はネットで検索して、機能と大きさがピッタリだったmade inデンマークのものを選びました。
似たようなものだとこちら↓
ダイニングテーブル選びに迷ったら、丸テーブルも一度候補に入れてみてください。